取扱い・保管上の注意

エポキシ液状製品

安全衛生上の注意

  • 主剤や硬化剤に使用している原材料は、皮膚刺激性や感作性を持っている場合があります。作業時は皮膚、粘膜、着衣に触れ たり、目にはいらないよう適切な保護具を着用し、取扱い後は手、顔をよく洗って下さい。
  • 密閉された場所での作業には、局所排気装置を設けて下さい。
  • 火気には注意して下さい。
  • 詳細は個別製品のSDSをご覧ください。

保管上の注意

  • 密栓して保管し、開封後は速やかにご使用下さい。
  • 低温保管されていた製品を使用する場合は、製品を使用する部屋の室温に戻してからご使用ください。(急な開封は結露を招きます。)
  • 長時間低温(18℃以下)で保管したり、低温と室温の温度サイクルにさらされると、結晶化する場合があります。結晶化した場合は、50℃~60℃程度に加温すると結晶は溶け、使用することが可能です。
  • 充填剤を含む主剤、硬化剤では、充填剤が沈降する場合があります。保管状態で充填剤の沈降度合いは様々であり、ミキサー等で撹拌し、均一な状態に戻してから使用する必要があります。
  • 一液製品の多くは、冷蔵もしくは冷凍保管が必要です。低温保管されていた製品を使用する場合は、常温に戻してから開封する必要があります。

その他の注意点

  • アミン系硬化剤との組合せ製品の場合、混合量が多いと硬化時の発熱で発火する可能性があります。
  • アミン系硬化剤と酸無水物系硬化剤の組合せ製品を同じオーブンで硬化しないようにして下さい。

ウレタン樹脂製品

安全衛生上の注意

  • A剤(ポリオール)の中には、皮膚や眼に対して刺激性のあることが報告されており、取扱い時には保護メガネ、保護手袋を着用して下さい。
  • B剤(イソシアネート)は非常に活性が強く、空気中の水分と反応して白濁やゲル化の原因となります。
  • B剤(イソシアネート)は刺激性があり、呼吸器障害や皮膚障害を引き起こす場合があります。眼に入ると激しい痛みを伴い、視力障害を残すことがあります。また、変異原性を有するものが少なくありません。取扱い時は保護メガネ、保護手袋を着用して下さい。
  • A剤、B剤ともに比較的引火点の高いものが多いですが、火気には注意して下さい。ホビー用ウレタン製品は有機溶剤を含むため火気には、十分注意して下さい。
  • 詳細は個別製品のSDSをご覧ください。

保管上の注意

  • A剤(ポリオール)は一般的に吸湿性が高いため、できるだけ空気との接触を避けて下さい。また、低温時に結晶する場合があります。結晶化した場合は、適切な温度で加熱溶融し、均一に撹拌してからご使用下さい。
  • B剤(イソシアネート)は非常に活性が高く、空気中の水分と反応して、白濁やゲル化の原因となります。水分と反応すると炭酸ガスを発生し、容器内が加圧状態となります。
  • B剤を60℃以上で数日間加熱すると、ダイマーが発生し、白濁や増粘などのトラブルの原因となります。
  • B剤の中には、低温時に結晶化する場合があります。結晶が長期化すると、ダイマーの発生を招き、使用できなくなる恐れがあります。

その他の注意点

  • モデル用エポキシ製品については、エポキシ液状製品の「取扱い、保管上の注意」をご参照ください。

エポキシ粉体製品

安全衛生上の注意

  • 絶縁性の高い微粉末有機材料であり、流動撹拌や空気輸送で静電気を生じるため、各装置にはアースを設けて下さい。
  • 空気中に浮遊した粉末や硬化時に生じる蒸気は吸入しないように注意し、十分な換気を行って下さい。
  • 粉末が直接手に触れた場合は、洗い落とし、眼に入った場合は多量の水で洗眼して下さい。
  • 詳細は個別製品のSDSをご覧ください。

保管上の注意

  • 硬化剤が配合されている一液成分系なので、保管は乾燥した場所での冷蔵保管が最適です。
    保管温度: 25℃以下
    湿度: 60%以下
  • 長期保管する場合は、5℃以下での保管を推奨します。
  • 冷蔵保管した製品を使用する場合は、粉体が室温に戻ってから開封して下さい。(8時間以上の室温放置が目安です。)
  • 遠方への輸送の場合は、ブロッキングや反応の進行を抑えるため、高温(40℃以上)にならない方法を取ってください。海上輸送の場合は冷蔵コンテナーでの輸送となります。

使用上の注意

  • 塗装機の流動漕に使用するエアーは乾燥エアーを使用し、粉体の吸湿を防いで下さい。
  • 塗装作業終了後、流動漕内に粉体が残る場合は、元の粉体容器に回収することが望ましいですが、漕内に残す場合は、シートなどをかぶせて、空気との接触を防いで下さい。

粉体異常の見分け方

  • 高温(40℃以上)で長時間暴露され、吸湿した場合は次のような異常が発生します。
    ・粉体が塊になる傾向が見られる(ブロッキング)
    ・塗装表面がザラザラになり、光沢がなくなる
    ・塗装の付き具合が悪くなる

シリコーン樹脂製品

安全衛生上の注意

  • 塗料製品には、防爆型の電気機器、換気装置、照明装置を使用し、静電気放電に対する予防処置をとってください。
  • 塗料製品は有機溶剤を含んでいますので、火気には十分気を付けて下さい。
  • セメント製品は、粉じんが発生しないように注意し、局所排気装置を設けて下さい。粉じんを吸引したり、眼に入らないようにするために、防塵マスク、保護メガネ、保護手袋を着用して下さい。
  • 詳細は個別製品のSDSをご覧ください。

保管上の注意

  • 塗料製品は直射日光が当たらない25℃以下の部屋で密栓状態で保管して下さい。
  • 塗料製品は、一部の成分が分離、沈降する場合があります。ヘラや撹拌機を使用して、内容物を均一にしてからご使用ください。
  • 攪拌機などで撹拌する場合は、異物混入を防ぐ為に、容器の内面を傷つけないように注意して下さい。

導電樹脂製品

安全衛生上の注意

  • 多くの有機溶剤を使用していますので、以下の火災防止対策をとって下さい。
    ・十分な換気
    ・保管は密閉して行い、作業時もできるだけ容器を密閉する
    ・火気厳禁
    ・混合、撹拌時にアースを接地する。
    ・保管、作業時の温度上昇をできるだけ抑える
  • 溶剤は揮発性が高いため、呼吸により体内に取り込まれます。また、分子が小さく、皮膚からも吸収されます。慢性毒性にも注意が必要です。
  • 作業時は保護メガネ、保護手袋、マスクを着用して下さい。
  • 全体換気、局所排気、集塵などで適切は作業環境を確保して下さい。
  • 詳細は個別製品のSDSをご覧ください。

保管上の注意

  • 低温保管が必要な製品が多く、製品毎に適正な保管温度が設定されていますので、前もってカタログ等でご確認下さい。
  • 溶剤を含む製品は密閉性が重要です。UV硬化型製品は遮光が必須です。
  • 低温保管していた製品を使用する場合は、室温に戻してから開封して下さい。
  • 使用前によく撹拌を行い、均一な内容物が得られてから、ご使用下さい。