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狙った場所を薄く接着する
接着剤が塗れ広がってしまい微小箇所の接着が出来ない、薄く接着できない、硬化時間が長すぎる、耐熱性が不足している・・・等々のお困りごとはありませんか? そんな方々のお悩みを解決するために、高機能接着剤ZC-210が誕生いたしました。
私達の身の回りは多種多様な材料で溢れており、1つの機器を構成する部材も様々な部品と材料から構成されています。そこで重要な役割を担うのが、接着剤です!特に電子部品は小型化が進み、部品や部材をつなぐ接着箇所をできる限り、小さく薄くしたいといったニーズが高まっています。今回ご紹介するZC-210は、狙った部分のみ接着し、 かつ短時間硬化が可能で、さらに耐熱性も抜群の製品です。
ここが凄い!ZC-210の特長
開発ストーリー
開発者のN氏は、この接着剤を開発するにあたり、大きな課題に直面しました。それは、高耐熱性と薄く硬化するというトレードオフの機能の両立でした。
大電流が流れる電子部品は動作時に非常に高温になるため、そこに使われる接着剤にも耐熱性が求められます。従来ならば、耐熱性を求められた接着剤は、一部の成分が揮発しやすいために、薄い層の接着は適しません。 成分が揮発した接着剤は、耐熱性が低下したり、接着力などの樹脂特性が劣化してしまいます。この 高耐熱性と薄膜硬化性 の両立化はとても難しいことです。
N氏は、200回以上の試作を繰り返し、この課題を打破する革新的な技術確立に至りました。その結果生まれた製品ZC-210は、揮発の影響を大きく受ける開放状態で硬化しても、薄膜硬化が可能であり、また高い耐熱性を持ちます。
下のグラフは、従来の接着剤とZC-210を175℃の環境下でエージングし、重量変化率を比較しました。従来品は熱に耐えられず、分解が進行していることが分かります。しかし、ZC-210は1200時間経過しても変化しません。
非常に耐熱性が優れるZC-210は、高温にさらされる環境でも、高機能な特性を維持することが出来ます。
インベントリー情報
開発者からのメッセージ
ブログをご覧いただきありがとうございます。開発者のNです。新製品ZC-210はいかがだったでしょうか?
この製品は高耐熱性があり、小さい部品の接着に適し、薄膜でも固められるという特徴を有していますが、まだまだニッチな領域でしか活躍できていません。しかし、この製品は大きな可能性があり、今までの接着剤が持つ課題を解決した高機能な製品とし、次世代のニーズにお応えできると信じています。
是非、皆様の手に取ってお試しいただきたく、お気軽にお問い合わせください!
ZC-210に関するお問い合わせ
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